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肩こり・五十肩や肩のスポーツ障害を治す救世主【棘上筋】

肩の大切なインナーマッスル
棘上筋を知っていますか?

棘上筋は肩の脱臼を防ぐ大切な役割があります。
昔の大横綱、千代の富士は肩の脱臼癖がありましたが、
肩の筋トレをめちゃくちゃ頑張ったそうです。

その時に棘上筋を意識してトレーニングしていたのかは定かではありませんが
とにかく肩の関節を保護するためには必要な筋肉であることは間違いありません。

リハビリの世界においても棘上筋は非常に重要です。
まず、肩のケガをしないためには肩甲骨と上腕骨の間が
正しく正確に動くことが必要です。



この画像をみていただくとわかりますが、
棘上筋は肩甲骨に上腕骨を引き付ける役割があります。

つまり、これが働いていない場合は
上腕骨は肩からぶら下がった状態になってしまうのです。


吊り下げられた状態のをイメージすると理解しやすいかもしれません。
ロープがゆるめばゆるむほど、下方に落ちて行ってブラブラ不安定になります。
ロープが巻き取られていれば、上に近づき安定していきます。

この役割をするのが棘上筋

起始

肩甲骨の棘上窩(きょくじょうか)

停止

上腕骨の大結節(だいけっせつ)上部、肩関節包(かんせつほう)

棘上筋の主な働き

運動動作においては肩関節の外転、外旋させる。

棘上筋を支配する神経

肩甲上神経(C5~C6)

関連する疾患
腱板損傷(けんばんそんしょう)、腱板炎(けんばんえん)、肩峰下インピンジメント症候群、肩関節不安定症(けんかんせつふあんていしょう)、肩甲上神経麻庫(けんこうじょうしんけいまひ)など

この鍛え方は、
動画で説明しておりますので、
こちらをご覧ください

【五十肩・腱板断裂など】肩を根本から変える筋トレ方法 棘上筋をフルトレ式のトレーニングで鍛えて肩が生まれ変わる
【五十肩・腱板断裂など】肩を根本

から変える筋トレ方法 棘上筋をフルトレ式のトレーニングで鍛えて肩が生まれ変わる

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監修:行之内 真人(理学療法士、ユニバーサルオステオパシー研究会 公認講師)
リハビリ専門病院、訪問リハビリデイサービスなどで様々な疾患・リハビリを経験後、Fluxus Locusを開業。これまでに30,000人以上を施術。
青年海外協力隊で農村部の障碍者支援に従事した経験もあり、その際には北京のリハビリ系国際学会で発表を行った。
また、ユニバーサルオステオパシー研究会の公認講師として、解剖学・触診・靭帯発生学・治療技術の各種セミナーを行っている。
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