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冷え性を改善するにはどうしたらいい?気になる原因や症状について詳しく解説

気温が下がる冬場は、「冷え性」の方にとっては非常につらい季節でしょう。身体が冷える原因は、運動不足やホルモンバランスの乱れ、ストレスなど多岐にわたりますが、具体的な原因を特定できず放置してしまうケースも少なくありません。

そこで今回は、冷え性の原因や症状、改善するための方法などについて解説していきますので、冷え性改善のためにぜひお役立てください。

冷え性の原因とは

まずは、冷え性が起こる原因について見ていきましょう。代表的なものは以下の3つなので、心当たりがある方は注意してください。

ホルモンバランスの乱れ

月経や出産などにより、ホルモンバランスが崩れると冷え性になりやすくなります。ホルモンバランスの乱れによって自律神経のバランスも崩れ、血行が停滞するからです。特に、女性ホルモンが減っていく更年期には注意が必要です。

運動不足

冷え性の原因には、運動不足も考えられます。運動不足の状態が続くと代謝が低下し、血行が滞りやすくなるからです。

また、筋肉量が少なければ、身体を温める機能が働きにくくなります。特に身体の深層部分にあるインナーマッスルが衰えていると、全身の血流が滞って冷え性に陥りやすいです。

ストレス

ストレスを溜め込んでしまうと、自律神経のバランスが乱れて血流が悪くなります。これによって体温調節がスムーズにできなくなり、冷えの状態に陥るので、適度にリフレッシュをしてストレスを溜め込まないようにする必要があります。

食生活の乱れ

甘いスイーツの食べすぎや、絶食など無理なダイエットによる栄養不足も冷え性の原因です。いずれも血液の流れが滞る原因であり、次第に血の巡りが悪くなっていきます。あまり食事を取らず、コンビニのお弁当などで済ませている方は身体が冷えやすくなってしまうでしょう。

冷え性の症状にはどんなものがある?

冷え性の症状は、軽度の場合は身体が冷えたことを実感する程度です。しかし重度になると、冷える部分がしびれてくるようになります。

また、血行の悪い状態が続くと便秘や下痢、膀胱炎、頭痛などさまざまな症状が誘発されるおそれもあります。日常生活に支障をきたす可能性もあるので、心配な場合は放置せず最寄りの病院を受診するようにしましょう。

冷え性を改善させるおすすめの方法

ここからは、冷え性を改善させるおすすめの方法を5つご紹介します。すぐにできるものも多いので、気に入ったものから取り組んでみてください。

腹式呼吸をする

普段の生活では、緊張やストレスなどにより呼吸が浅くなりやすいです。血行を促進させるためにも、1日15分ほど腹式呼吸を行う時間を作り、自律神経のバランスを整えましょう。また深呼吸をすることで、気持ちのリフレッシュ効果も期待できます。

➀身体を温める

冷え性を改善させるためには、のどや肩甲骨周り、太ももを温めるのが効果的です。たとえば、スカーフやマフラーを首に巻く、太ももにはインナーの上にカイロを貼るといった対策を取ると良いでしょう。また、外に出るときはカーディガンを羽織るなど、常に厚着を意識することも重要です。

②冷たいもの、甘いものを控える

砂糖などの甘い食べ物は、摂取しすぎると冷えの原因になります。また、冷たい飲み物や食べ物は胃腸に刺激を与え、機能を低下させる要因となり、栄養が身体に行き届くのを妨げてしまいます。冷えを防止するためには、日々の食生活を見直す必要があるかもしれません。

➂ゆっくり湯船に浸かる

身体を芯から温めるために、シャワーだけでなく湯船に浸かるようにしましょう。熱すぎない温度のお湯に、じんわりと汗が出るくらいゆっくり浸かるのがおすすめです。

④適度な運動をする

身体を温めて冷えを改善させるためには、筋力をアップさせる筋トレがおすすめです。特に、身体の中でも大きな筋肉である太ももを鍛えるのが有効なので、スクワットをベースに筋トレをすると良いでしょう。

また、インナーマッスルを使える身体に調整していくほか、姿勢を改善して自律神経を元気にさせることも大切です。血行促進効果が期待できる足底方形筋や虫様筋、ヒラメ筋や後脛骨筋などを適切に鍛えるのがおすすめです。なお、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動は、呼吸を整えて血行をスムーズにする効果が期待できるので、これらも無理のない範囲から始めてみてください。

まとめ

今回は、冷え性の原因や改善するための方法、症状などについて解説しました。冷え性を改善するためには、食事や運動などの生活習慣を見直す必要がありますが、特に筋トレは正しいやり方で実践しないと効果が現れづらいので、困ったときは身体の専門家に相談してみてください。

横浜市中区にある「Fluxus Locus」では、100以上のインナーマッスルの状態を検査し、うまく使える状態かどうかを調べ、患者様に合ったトレーニングを実施いたします。プライバシーに配慮した個室の中で指導いたしますので、緊張せずリラックスした状態でトレーニングに臨むことができます。身体の不調に関するご相談も随時受け付けておりますので、ご用命の際はお気軽にお問い合わせください。

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監修:行之内 真人(理学療法士、ユニバーサルオステオパシー研究会 公認講師)
リハビリ専門病院、訪問リハビリデイサービスなどで様々な疾患・リハビリを経験後、Fluxus Locusを開業。これまでに30,000人以上を施術。
青年海外協力隊で農村部の障碍者支援に従事した経験もあり、その際には北京のリハビリ系国際学会で発表を行った。
また、ユニバーサルオステオパシー研究会の公認講師として、解剖学・触診・靭帯発生学・治療技術の各種セミナーを行っている。
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